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第3回 インプレッション・ラーニング 
ハラスメント調査

有事のテレワーク時における
テレワーク・ハラスメント問題
調査結果

2020年6月 株式会社インプレッション・ラーニング(東京都中央区京橋1-14-9 依田忠ビル5階 代表 藤山晴久)は、現在のテレワーク中のハラスメント問題について実態調査を行った。全国1,000人(20代~60代、男女、会社勤務の一般職、管理職、会社経営者で現在テレワークを行っている方1,000人を対象に実態調査を行った。前回のSNSハラスメント問題に引き続き、今回もリモートワーク中にハラスメント問題が起きる原因やメカニズムが浮き彫りとなった。今回、突如3月、4月頃から大都市圏の大企業を中心に始めたテレワーク。テレワーク下で起こるハラスメント問題の引き金となっていた従業員の心理状況、突如、自宅が「職場」となった就業環境の変化に伴う働く職場環境や人間関係の距離といった様々な問題から浮き彫りになるテレワーク下のその実態を調査結果から読み解きながら、現在のテレワークの日本の「職場」が抱えるハラスメント問題をお伝えします。本調査により経営者ですら試行錯誤している最中、課題を正確に把握しにくいテレワーク下の現場のハラスメント問題の解決の糸口となることを願ってやみません。

※テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語 テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つに分けられます。(引用出典:一般社団法人日本テレワーク協会)

調査期間:2020年5月29日~6月2日
調査方法:調査企画:株式会社インプレッション・ラーニング
     実査機関:株式会社クロス・マーケティング
調査目的:テレワーク下のハラスメント問題実態調査
有効回答数:全国1,000人(20代~60代、男女、会社勤務の一般職、管理職、会社経営者、テレワーク中の方)

「テレワークの開始時期は4月に集中。急激な環境の変化を体験した2020年春」

設問1
あなたがテレワークを開始した時期についてお知らせください。

時期 回答数
2020年5月以降 86 10.3
2020年4月   528 63.3
2020年3月   173 20.7
2020年2月   24 2.9
2020年1月   2 0.2
2019年12月以前 21 2.5

設問1
「あなたがテレワークを開始した時期についてお知らせください」の設問に、以下のような結果が出ました。

2020年 5月以降 10.3%、4月 63.3%、3月 20.7%、2月 2.9%、1月 0.2%

この設問に対して、緊急事態宣言が発令された2020年4月7日にテレワークを開始したとの回答数が63.3%と最も多く、次に開始時期が3月そして5月の結果となった。本調査で、テレワーク下のハラスメント問題を読み解くにあたり、この事実を単なる結果で終わらせないでほしい。
大事な点は、多くの社員が年代を問わずテレワークを初めて経験してわずか1、2ヶ月程度であるという状況を再認識したい。(本調査発表時)
参考までに東京商工会議所の2020年6月17日に発表した「テレワークの実施状況に関する緊急アンケート」調査結果の取りまとめによると、緊急事態宣言発令以降、テレワーク実施率は67.3%と(同調査3月時、26%)中小企業、小規模事業も含め3か月で41.3ポイント増加という非常に急激な環境の変化を体験していることがわかる。 (藤山)

「テレワークの開始時期は4月に集中。急激な環境の変化を体験した2020年春」

設問2
新型コロナウイルス感染症に関する影響を受けて、お勤めする会社がテレワーク対応をとったことで、あなたは、ストレスや不安を感じたり、困ったりすることはありますか?

  回答数
とてもある 152 15.2
どちらかといえばある   391 39.1
どちらかといえばない  312 31.2
まったくない   145 14.5

設問2
「新型コロナウイルス感染症に関する影響を受けて、お勤めする会社がテレワーク対応をとったことで、あなたは、ストレスや不安を感じたり、困ったりすることはありますか?」に以下のような結果が出ました。

・とてもある 15.2%
・どちらかといえばある 39.1%
・どちらかといえばない 31.2%
・まったくない 14.5%

勤務先が急遽テレワーク対応をとったことで、今回の約半数の方がストレスや不安を感じている結果となりました。コロナ禍でもあり、突然の環境の変化への戸惑う気持ちは、当然の感情かと思います。(藤山)

「上手く伝えられない」「誤解を生む」「指示や質問が増加」 文字でのやりとりで感じるストレスと不安

設問3
テレワークになったことで、ストレスや不安を感じたり困ったりすることがあるとお答えになった方に、「チャットツールやメールなど、文字でのやりとりでストレスや不安、困ったことはありますか。

  回答数
伝えたいことが、相手に誤解されたり、うまく伝わらず、ストレスに感じたことがある。 209 38.5
表情がなく言葉のみのやりとりのため、キツく感じられたり、イヤな気持ちになったことがある。 134 24.7
会社にいたら簡単に伝えたり、確認できることが、いちいち時間がかかる。 333 61.3
指示や質問が増え、かえって忙しくなった気がする。 142 26.2
自分の仕事に対して、文章で注意を受け、追い込まれたような気持ちになったことがある。 47 8.7
その他、ストレスや不快に感じたこと 36 6.6
チャットツールやメールなど、文字でのやりとりでストレスや不安を感じたり、困ったりしたことはない。 56 10.3

設問3
「テレワークになったことで、ストレスや不安を感じたり困ったりすることがあるとお答えになった方に、「チャットツールやメールなど、文字でのやりとりでストレスや不安、困ったことはありますか」について、 上位以下のような結果となりました。

1位 61.3% 会社にいたら簡単に伝えたり、確認できることが、いちいち時間がかかる。
2位 38.5% 伝えたいことが、相手に誤解されたり、うまく伝わらず、ストレスに感じたことがある。
3位 26.2% 指示や質問が増え、かえって忙しくなった気がする。
4位 24.7% 表情がなく言葉のみのやりとりのため、キツく感じられたり、イヤな気持ちになったことがある。

【自由回答】※一部抜粋
男性20代 いつメール等着信がくるかわからないので、パソコンの画面から離れられない
男性30代 気軽に相談ができない
男性40代 休み時間など関係なく連絡がくる。人によって伝達能力に違いがありすぎる。
女性30代 重要書類が持ちだし禁止なため、出勤日が激務になる。
女性40代 通信、光熱費が高くなっても経費を会社が負担してくれないので困る。
女性60代 文字にするほどのものでもない簡単なことが質問しにくくなった。

テレワークの時代は、コトバの時代。 -コトバ一つで、慕われる上司と嫌われる上司を2分化へ テレワークの環境に伴い、メール、チャット等、文章で自分の想いや考えを伝えること、仕事の指示や命令をしなければならない環境に一変しました。今、あなたの隣に部下はいません。オフィスの隣にいる部下や目の前の同僚に「これお願い」「とりあえず、これやっといて」と、暗黙のルールや以心伝心がベースになっていたこれまでの仕事の指示が完全に通用しなくなりました。(試しに「とりあえず、これやっといて」と部下にメールしてみてください。(笑))

部下側も上司に上手く報告ができるか不安に感じたり、「こんなことをまたメールで聞いたら忙しいから怒られるかな?」と気軽に相談できる同僚に電話することにためらい、一人悶々としたり、オフィスにいたら上司に「ちょっといいですか?」この一言が言えない環境に、今、戸惑いを感じている人が多いようです。
これまで文章で自分の考えを論理的に、端的に、わかりやすく伝えること経験を積んでこなかった人は、「いちいち」時間がかかり、自分がよかれと思って書いた文章が、相手に誤解されストレスに感じたり、意図が相手に伝わらずに質問のキャッチボールが増え、忙しさが増えたように感じる人もいるようです。また、文章は基本的に読み手の感情で受け取りますから、送り手に悪意がなくても相手にはキツく感じたり、嫌な気持ちになる人も、実際調査結果から読み取れます。

特に、指導注意する際には、部下に配慮するあまり、長文になる人もいますので、すべて文章の手段だけで片付けようとせず、誤解が生じないうちに、電話をためらわずに使うことが大事であることが読み取れます。また、普段オフィスで部下に声をかえる「有難う!」「お疲れ様です!」といったねぎらいの言葉を、これまで以上にコトバで意識的に使うことで、もし上司と部下が物理的な距離が壁となって疑心暗鬼になっているとしたら、「コトバの安心感」が壁を氷塊する正攻法のツールになりえるでしょう。
繰り返しになりますが、まだテレワークを初めて所詮1、2か月です。しかも、コロナ禍の有事のテレワーク。不安なのは上司も部下も同じです。社員全員がテレワーク1年生であり、会社での役割が違うだけで同じ人間です。焦らずに多少の失敗に互いに寛容になる大人の余裕が求められます。ここでイライラとネガティブな感情ばかり出して相手を攻撃するような人は要注意です。有事のテレワークは本性があぶりだされます。

これが積み重なるとブラックな「パワハラ」になるリスクにとどまらず、4位からも読み取れるように徐々にメンタルに悪い影響を与えることが厳然と数字が示しています。文章に過度に頼るコミュニケーションが引き起こすリスク、具体的には、文書の受け手に悪い印象を一方的に抱かせ、徐々に人間関係にひずみが入り、最後は好きか、嫌いかといった極端な思考だけですべてを判断してしまっては、お互いもったいないと思います。
特に物理的な距離があっても、過度なZOOM飲み会に頼らずに、文章だけで相手との心理的距離を埋める文書のテクニックがあります。こちらは別の機会に述べます。(藤山)

「いちいちオンライン会議で話を求められる」「カメラONの強制」「家の中を見られること」 ストレスだらけのオンライン会議!?

設問4
「設問2」でテレワークになったことで、ストレスや不安を感じたり困ったりすることがあるとお答えになった方に、モニターやカメラ、マイクを使った画面越しでのオンライン会議でストレスや不快に感じたことはありますか。

  回答数
一言で終わることなのに、いちいち「オンライン会議ツール(Zoom等)を使って話そう」などと言われて時間を取られる。 173 31.9
オンライン会議のカメラをONにしたくないのに、カメラをONにするように強制されたことがある。 70 12.9
画面背景で、一部とはいえ自分の家の中を見られたり、他人のプライベートが見えたりして、イヤな思いをしたことがある。 116 21.4
仕事でそれほど必要性を感じないのに、1対1のオンライン会議をしようと言われたことがある。 54 9.9
その他、ストレスや不快に感じたこと 24 4.4
画面越しのオンライン会議でストレスや不快感を感じたことはない / オンライン会議を実施したことがない 239 44.0

設問4
「設問2」でテレワークになったことで、ストレスや不安を感じたり困ったりすることがあるとお答えになった方に、モニターやカメラ、マイクを使った画面越しでのオンライン会議でストレスや不快感はありますかの設問にたいして、以下のような結果となりました。

1位 31.9% 一言で終わることなのに、いちいち「オンライン会議ツール(Zoom等)を使って話そう」などと言われ時間を取られる。
2位 21.4% 画面背景で、一部とはいえ自分の家の中を見られたり、他人のプライベートが見えたりして、イヤな思いをしたことがある。
3位 21.4% オンライン会議のカメラをONにしたくないのに、カメラをONにするように強制されたことがある。
4位 9.9% 仕事でそれほど必要性を感じないのに、1対1のオンライン会議をしようと言われたことがある。

【自由回答】※一部抜粋
30代男性 通信環境が悪く、コミュニケーションがとりづらい時がある
30代女性 子供たちが走り回る姿を見られたくない
50代男性 自宅の家族がうるさい
30代女性 次の発言を誰がするのかわからないため変な間があり気を使う
40代女性 接続や通信が上手にいかずに、何度も会議が中断することで時間がかかる

ここに注目!

「2位 21.4% 画面背景で、一部とはいえ自分の家の中を見られたり、他人のプライベートが見えたりして、イヤな思いをしたことがある。」この設問に関する自由回答をご覧ください。

注意!「そんなに人の家に興味がありますか? 仕事に関係ありますか?揶揄お好きですか?」

【自由回答】※一部抜粋
30代女性 「上司にもっと部屋を見せてよ」と言われた。
60代女性 「3世帯で同居家族もいるから、話している内容がすべて聞こえる」
60代女性  会議中に部下の子供が泣きわめき、会議にならなかった。
20代男性 「君の部屋は汚いね」と言われた。

オンライン会議に潜むハラスメントリスクの傾向があります。一つは、会話をする際に、オンライン会議の画面から見える視覚情報だけで雑談をしようとする人が多いのです。仕事をする職場ですから、相手のプライベートな視覚情報は無視してください。言葉に表現する必要もありませんし、また、画面をジロジロ覗きこむ人がいるのですが、視線の動きが挙動不審なのですぐにわかります。繰り返し申し上げますが「職場」ですから、視覚情報で雑談する意識を捨ててさっさと本題に入ってください。また、相手の視覚から入る情報を「汚い」などと揶揄する人が物凄く多い結果となりました。会社での職場では伺い知れない私生活情報が入りますが、そこに興味関心を寄せることは、ハラスメントリスクになることを社員に理解、周知させることです。また、子供や家族の問題は簡単に解決できない問題もあります。そこは、子供の泣き声位でいちいち目くじらをたてる精神的に幼稚な上司にならないようにしたいものです。これではどちらが子供かわかりません。
リスクマネジメントとして、不快な気持ちはチャットで伝えたり、(文書の記録として残す)、何度注意しても相手方の揶揄が治らないなど、悪質な場合、その雑談もスマホで録音、録画しておいて証拠をとっておくのもよいでしょう。(藤山)

ここに注目!

「3位 21.4% オンライン会議のカメラをONにしたくないのに、カメラをONにするように強制されたことがある」 この設問に関する自由回答を見ていきたいと思います。

注意!「あなたの自宅は、「職場」になりました。 戻れません。自宅の中に職場環境を整える自覚を。」

【自由回答】※一部抜粋
20代男性 カメラの方向に洗濯物を干していたことにあとで気づいた
20代男性 上司に強制的にカメラをオンにするように言われた
20代男性 寝ぐせ、髭を剃っていない自分を見られたくない
20代女性 家にいるときは、化粧をしていないので顔を出したくない
60代女性 家の中が片付いてないのにカメラを強制させられた

テレワークに移行し、様々な事情で画面を見せたくない、自分の部屋の中を顔を見せたくないという声が散見されました。しかしながら、そもそも、自宅が「職場」になるわけですから、リモートワークの環境に自宅を少しづつ整えていく工夫と努力は必要でしょう。オンライン会議であれば、バーチャル背景を使用したりと、自分でネットで検索すれば色々と対処法も見つかりますし、会社側もそのようなリスクは想定できるわけですから、なぜ先に手を打つことが出来ないのか会社の対応の遅れが露呈している印象です。早くオンライン会議のルールを整備することが求められます。個々人に任せていては解決に時間がかかるでしょう。
また、自宅が「職場」になるわけですから、髭や化粧の言い訳はこれからは通用しない時代になるでしょう。
このような基本的な仕事をする上での環境や身だしなみを会社にせいしているコメントも気になる点です。 (藤山)

「実は、68%の人は未経験のオンライン飲み会」

設問5
あなたは、職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会(リモート飲み会)に参加したことがありますか?次の中から最もあてはまる参加頻度をお選びください。

  回答数
週3回以上 30 3.0
週1~2回程度 57 5.7
月2~3回程度 44 4.4
月1回程度 72 7.2
それ以下 65 6.5
職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会(リモート飲み会)に誘われた経験はあるが、参加したことがない 52 5.2
職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会(リモート飲み会)は開催していない 680 68.0

設問5
「あなたは、職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会(リモート飲み会)に参加したことがありますか?」参加頻度に関する質問に対して以下のような結果が出ました。

1位 68% 職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会は開催してない。
2位 7.2% 月1回程度
3位 6.5% 月1回以下
4位5.7% 週1~2回程度

ネット上では、ZOOM飲み会等、盛んに色々なニュースが飛び交っていますが、実際には職場内でのオンライン飲み会は、7割弱の方は経験がないことがわかりました。IT系の企業やZOOM飲み会を積極的に行っている組織や企業にどうしてもマスコミの取材が集中するために、世の中で流行しているような錯覚を覚えるのですが、実際は数字からは大人しく自宅で飲むか、或は、友人など職場以外の方とのZOOM飲み会の方が多いのかもしれません。(藤山)

「オンライン飲み会。参加したものの、誰にも言えないストレスや苦労も。」

設問6
あなたは、職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会(リモート飲み会)で、ストレスや不快に感じたことはありますか?

  回答数
とてもある 36 13.4
どちらかといえばある 98 36.6
どちらかといえばない 100 37.3
まったくない 34 12.7

設問6
「あなたは、職場内での上司、同僚、後輩とのオンライン飲み会(リモート飲み会)で、ストレスや不快に感じたことはありますか?」に対して次のような結果が出ました。

1位 13.4% とてもある
2位 37.3.% どちらかといえばない
3位 36.6% どちらかといえばある

今回の結果からは、オンライン飲み会に対してストレスや不安を感じている人、いない人は約半々の結果となりました。しかしながら、オンライン飲み会の経験者のこの数字をあくまで6月時点の話です。これから、ますますオンライン飲み会が増えていく、または、これから初めて経験しようとする方に対して、実際に参加するとどのようなリスクがあるのか、どのような落とし穴が待っているのか、事前に頭の片隅にいれておきながら参加する、しないでは心構えと備えができるのではないでしょうか。次の設問で具体的な現状をご紹介します。 (藤山)

「オンライン飲み会。参加したものの、誰にも言えないストレスや苦労も。」

設問7
設問6でオンライン飲み会(リモート飲み会)の参加で、ストレスや不快に感じたことがあるとお答えになった方にお伺いします。以下の中より、あてはまるものすべてお選びください。

  回答数
あまり気が進まなかったが、断りにくくて参加したことがある。 74 55.2
ラストオーダーや終電などの時間に制限がないため、そろそろ抜けたいと思っても退出しにくいと思ったことがある。 54 40.3
下ネタやプライベートな内容など「セクハラっぽくてイヤだな」と思う発言があったことがある。 13 9.7
同期や同じ部署などのオンライン飲み会で、家の中を見たい、家族の顔を見たいなどと言われて、イヤな思いをしたことがある。 20 14.9
自分以外のところでオンライン飲み会を開催されているようで、仲間外れにされたような気持ちになったことがある。 12 9.0
その他、ストレスや不快に感じたこと 7 5.2

設問7
オンライン飲み会(リモート飲み会)の参加で、次のようなことでストレスや不快に感じたことがある方に具体的な内容を伺い、以下のような回答をお答えいただきました。

1位:55% あまり気が進まなかったが、断りにくくて参加したことがある。
2位:40% ラストオーダーや終電などの時間に制限がないため、そろそろ抜けたいと思っても退出しにくいと 思ったことがある。
3位:14.9% 同期や同じ部署などのオンライン飲み会で、家の中を見たい、家族の顔を見たいなどと言われ、イ ヤな思いをしたことがある。
4位:9.7% 下ネタやプライベートな内容など、「セクハラっぽくて嫌だな」と思う発言があったことがある。

【自由回答】※一部抜粋
30代男性 人数が多すぎてうまく話せない
50代男性 話しにくい
20代女性 通信環境が悪すぎる
40代女性 別の用事が作れないので断りにくい

4位の「下ネタやプライベートな内容など、「セクハラっぽくて嫌だな」と思う発言があったことがある」 についての自由回答には、さらに以下のようなコメントが寄せられました。
20代女性 家で暇をしているから、皆と何をしているか聞いてくる
20代女性 服装の特徴を事細かく説明しなければならないことがあった
50代女性 会話の内容として、本音では話ができないと思います
60代女性 買い物などの日常に質問され、住んでいる街が参加者にバレそうだった

リアルの飲み会と基本的に変わらないような、相手が不快に感じる下ネタやプライベートへの質問内容はあいもかわらずの様子です。もし、あまりにもひどい言動や繰り返される場合、どうぞ遠慮なくスマホで録音、録画しておいて証拠を残して、内部通報部門に報告してみてください。予防策としては、証拠力が強いと思います。
一方、会話のキャッチボールが難しい印象を持つ人が多いようです。通信環境に加えて、アルコールも入っていますからなおさらです。特に関心を持った点は、半数の方が参加を断りにくいと感じていること。以前であれば使えた宴席の断り文句が使えないZOOM飲み会。「別のZOOM飲み会の予定があって」「これからオンラインの英会話スクールです」など、新しい断りの文句のボキャブラリーをあらかじめ用意しておきましょう。どんなに場所が変わってもどしても誘いたい人の心理までは変えられません。また、ラストオーダーや終電がないので、ダラダラと飲んでいる人が多いようです。オフィシャルな飲み会ではない限り、時間を決めることは難しいと思いますが、Wi-Fi環境が悪化したなど適当な理由と酔ったふりをして、さっさと退出しましょう。 あまりしつこい場合は、録音、録画ですね。(藤山)

「働き方のルールを試行錯誤している実態が垣間見える、今のテレワーク事情」
-ここは、家? それとも職場? 私は一体何をすべき? 部下は何をしているの?

設問8
あなたが、これまでのテレワークによって感じたことについてお伺いいたします。以下の中より、あてはまるものすべてお選びください。

  回答数
孤独を強く感じるようになった。 124 12.4
仕事とプライベートのオンオフがつきにくくなった 429 42.9
職場にいるときよりパワハラをより感じるようになった。 33 3.3
職場にいるときよりセクハラをより感じるようになった。 16 1.6
人間関係で不快な思いをしても、気軽に相談しにくくなった。 40 4.0
書き言葉でうまく伝えられず、誤解されている気がする。 107 10.7
会社にいるときよりも、監視されているように感じている。 85 8.5
家に仕事用のパソコンがあるため、いつでも仕事ができ、仕事時間が長くなった気がする。 171 17.1
情報通信環境(Wi-Fiなどの安定したネット環境、必要なスペックが備わったデバイス・周辺機器など)が未整備のため、仕事の効率が下がった。 147 14.7
上記以外で、テレワークになってストレス、不快が増したこと。 28 2.8
上記の中にあてはまるものはない。 301 30.1

設問8
「これまでのテレワークによって感じたことについて質問したところ、以下のような結果が出ました。

1位 42.9% 仕事とプライベートのオンオフがつきにくくなった。
2位 17.1% 家に仕事用のパソコンがあるため、いつでも仕事ができ、仕事時間が長くなった気がする。
3位 14.7% 情報通信環境(Wi-Fiなどの安定したネット環境、必要なスペックが備わったデバイス・周 辺機器など)が未整備のため、仕事の効率が下がった。
4位:12.4% 孤独を強く感じるようになった。
5位:10.7% 書き言葉でうまく伝えられず、誤解されている気がする。

★ 注目! 8.5%の方が、会社にいるときよりも、監視されているように感じている。
40代女性 上司の監視
20代女性 自宅だと仕事をしているか逐一チェックされる
20代男性 いつ着信があるかわからないために、PCの画面前から離れられない雰囲気

【自由回答】※一部抜粋
60代男性 仕事がすくなくなった。テレワークというよりも、自宅待機。
60代女性 ペットが仕事の邪魔をする
30代女性 子供を見ながらテレワークをすることが大変なこと
30代女性 サボっていると思われたくなくて、必要以上にメールの返信を急ぎ、一人無駄に焦る
40代女性 たまに出勤したときの業務量の多さ
40代女性 慣れない仕事環境で、職場の皆がイライラしている
50代女性 出勤している人の働き方見えず、管理職としてストレスになった。

「テレワークでもセクハラが起きるもう一つの理由」
ここに注目!

「職場にいるときよりも、セクハラをより感じるようになった」と回答がした方が1.6%います。数字としては少ないですが、自由回答から、テレワーク下でどのようなセクハラ問題に悩んでいるか見ていきたいと思います。

【自由回答】※一部抜粋
30代男性 会社にいるときは誘ってこなかったのに、テレワークになると電話で飲み会に誘ってくる上司
60代男性 ウチの会社では、下ネタをテレワークだと平気で言うことが出来るような人が増えた
20代女性 男性社員から、私服について詮索された
30代女性 服装や化粧がテレワークになると、雑談の共通の話題になるのが嫌で不快
30代女性 「その私服、似合っているよ」と課長に言われた。気持ち悪い。
60代女性 自宅で会話をしているせいか、リラックスして会話に緊張感がない
60代女性 会社の会議ではありえない「恋人いるのか?」気軽にプライベートな質問をされるようになった」

リモートワークになっても「セクハラ」言動をする人は変わらないようです。一方で、テレワークとなり、自宅からだと気の緩みから、普段の自分が出てしまい、うっかりセクハラっぽい言動をする人がアンケート結果から垣間見えました。繰り返しますが、あなたの居場所、終業時間内は「職場」です。この意識を強く念頭に置いて働いてほしいものです。

「テレワーク下でパワハラが起きる理由 キーワードは「疑心暗鬼」」
ここに注目!

「職場にいるときよりも、パワハラをより感じるようになった」と回答がした方が3.3%います。数字としては少ないですが、自由回答から、テレワーク下でどのようなパワハラ問題に悩んでいるか見ていきたいと思います。

【自由回答】※一部抜粋
50代女性 ちゃんと仕事をしているのにサボっている疑いをかけられた
40代女性 テレワークがうまく出来ない人に対して「どうせ遊んでいるんだろう」「お前必要ない」と言う人
30代男性 上司が会社よりも、イライラしているのがわかる
20代男性 時間のメリハリがなくなり、早朝も夜も不通に仕事の電話をしてくる

アンケート結果から、上司側がこれまで半径数メートル内にいた部下との物理的な距離が離れてしまうことで、部下の行動をこれまでと同じようにマネジメントすることが出来なくなったことが起因する苛立ちや、不満を部下にぶつけている上司が散見されます。部下側も自分は正当に上司から評価されているのだろうかと、圧倒的に減ったコミュニケーション状況から孤立した気持ちになり、お互いに信頼して仕事を任せる、任されるという関係が壊れつつあります。その壊れつつある状況が、パワハラ状況のひとつの表れともいえるでしょう。
普段からどれくらい信頼関係を築けていたかが露呈しますし、将来の見えない状況で、不安定な売上など損益の責任を負っている管理職からすれば数字のプレッシャーもつきまといます。もう一度、マネジメントの基本に立ち返ることで、「疑心暗鬼」を解消する工夫をすることがより一層求められます。具体的な「疑心暗鬼」解決のマネジメント方法は、別の機会にご紹介したいと思います。

最後に

リモートワーク下の働き方について、試行錯誤しながら、会社から与えられたツールに慣れながらも、自分の働き方のペースを模索して苦労している様子がうかがえます。環境の問題と個人の問題に分けて整理してみます。
職場環境、とりわけ通信環境の問題についても想像以上に支援が薄い会社も多いことがわかりました。プライベートな自宅が職場になった訳ですから育児や介護の問題など、想像以上に現場はまだまだ悪戦苦闘しているように感じます。気になる点は、このような実態をどこまで経営陣は把握し、改善に向けて動いているのか各社の経営者の意思決定のスピード感の差が如実に感じられます。このような状況を放置すると従業員が会社から心理的にも、物理的にも離れていくリスクが心配です。
個人の働き方に着眼しますと、孤独や不安を感じている部下に対してのサポート、また、テレワークになって仕事いつもよりまして忙しくなった人、反対に暇になった人が出てきました。本当に必要な人だけが静かに会議やプロジェクトに召集させられたりと能力格差が、目に見えないところで浮き彫りになっています。
仕事をさぼっていると思われたくない部下、部下がさぼっていないかと心配で、管理の仕方に悩む上司が浮き彫りになります。お互いに疑心暗鬼になっている様子が、「サボっていると思われたくなくて、必要以上にメールの返信を急ぎ、一人無駄に焦る」といった無駄なストレスを部下にかけさせていることに、上司も想いを馳せなくてもはなりません。リモート下での心理的安全性をどのように創り上げていくか、今後のハラスメントのないリモートワーク下での働き方の大きな課題とも言えます。
これからも、部下も上司もこれまでに想像できなかった職場や働き方の課題について、ストレスや悩みを抱えることがあるかもしれません。このような状況だからこそ、相手の失敗という名の傷口に塩を擦り込むのではなく、失敗をチャンスにとらえて、一緒に問題できるような、寛容さが求められるのかもしれません。これからの時代のパワハラ問題を減らす一つのキーワードは個々人に求められる「寛容さ」とも言えます。

実例をさらに知りたいメディアの方は、お問い合わせください。

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東京都京橋1-14-9依田忠ビル5階
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藤山 晴久
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ハラスメント問題特化型 労働法の基本

ハラスメントのグレーゾーン問題の対処に必要な、最低限の法令知識を習得!

ハラスメント問題のグレーゾーンを詳しく調べると、管理職が労基法の基礎的な知識 を知らなかったために、業務上の指示や命令の仕方が適正さを欠いてしまったというケースが多く見受けられます。労基法の基礎的な知識を知っていれば、パワハラ問題のグレーゾーンを回避できるということです。 パワハラ問題の本質を押さえ、日常の労務管理に関連の深い労基法の基本的な項目を正しく理解することにより、パワハラだと言われない指示、注意、指導の仕方を身に着けていただきます。

役員

取締役対象ハラスメントグレーゾーン組織的対応力向上研修

-経営者がハラスメントに悩んでいる場合ではない。

ハラスメント問題の本質論を理解すれば、ハラスメントを単なる世代間の価値観の違いとすり替えたり、「昔のマネジメントが良かった。今の若手は甘い」などと懐かしんでいる場合はありません。ハラスメント問題には「べからず集」は存在しません。管理職と異なる取締役の責務において、ハラスメント問題に組織的な対応が求められている今、先頭にたって解決に導く姿勢と施策を本気で従業員にその道筋を示さなければ、ブラック企業と呼ばれても仕方がありません。

一般

新入社員・若手クラス対象 ハラスメント入門研修 

今や大学生でもほとんどの学生は「セクハラ」「パワハラ」という言葉は知っています。しかしながら、それはあくまで学生時代にワイドショーやニュースなどで聞きかじった情報に過ぎません。
彼らは雇用契約を結んだ職場(会社)における「ハラスメント」の持つ言葉の意味を本当には知りません。『会社におけるハラスメント』の正しい知識を持つことで、自己流解釈をなくし、本来、仕事をしていく上で必要不可欠な正しいハラスメントの理解を持たせます。

一般
管理職
リーダー

劇場型ハラスメント研修

-ハラスメントの本質を芝居を観て、笑って、泣いて、理解する。

ライブ映像がありますので、是非ご覧ください。

舞台でプロの役者による芝居を観ながらコンプライアンスを学ぶ劇場型ハラスメント研修。 ギスギスした職場の様子を芝居で再現し、上司と部下のどのようなやりとりがハラスメントを生む状態になるのか、舞台でプロの役者が演じていきます。

管理職
リーダー

体感!ハラスメント研修

-研修中、突然、あなたの前に、困った部下がやってきます。

女優とのインプロ(即興)によりパワハラ、セクハラの擬似体験をしていただき、ハラスメントの本質を正しく理解していないと、部下を指導できないことを身をもって体感して頂きます。
職場の仲間に失笑されるか?称賛されるか? あなた次第です。

一般
管理職
リーダー

はじめてのハラスメント相談員入門研修

-はじめてハラスメント相談員になったら受講してください。

はじめて社内のハラスメント問題に関する相談業務の担当者になった方を対象に、 相談業務のに必要な心構えから、相談の実践スキルを基礎から学習します。
実際の相談業務は奥が深く、例えば誰にも相談が出来ず悩んだ末に、覚悟を持って 相談に来られる方への対応は非常に難しい側面があります。
今回は、相談業務に必要な知識と相談対応スキルの基本を学習します。

コミュニケーションの観点からハラスメント問題と向き合う

一般
管理職
リーダー

ハラスメントに振り回されない上司になる方法

-昨今の新人、若手20代の部下との向き合い方、指導に戸惑う管理者に贈るアドバイス

最近、部下指導に悩む管理職が増え続けています。 時代の流れとともに部下育成のあり方も大きく変化し、管理職の皆さんが「戸惑いを感じている」、「コミュニケーションが上手くいかない」 といった悩みを抱えている多くの声が聞こえてきます。自分の不平不満を「パワハラ」という便利な言葉で上司を非難する実態もあり、部下にものが言いづらい、言えないという管理者が実際にいるように、管理職の指導の難しさをさらに難しくしています。
こんな時代の変化の中で、自分らしい指導方法を見つけるため、具体的なこれからの部下指導のスキルをご紹介します。

一般
管理職

タイプ別、人間関係が楽になる対話術

職場の人間関係の悩みや不満は、どこの組織でもある、今も昔も頭の痛い問題です。
ストレスの原因のひとつですが、残念ですが、職場はサークルではありませんので、嫌いな奴、ウマが合わないから、話さない、指導したくない、という訳にも行きません。 自分と行動特性やタイプが違い部下とどのように接すれば、人間関係が楽になるのかそのヒントとコミュニケーション術を学習します。

管理職

ハラスメントを予防する解決志向のコミュニケーション法

「なんでお前はこんな仕事も出来ないんだ!」「どうしていつも営業成績が未達なんだ!」こんな上司の会話を職場から聞こえてきます。出来ない理由を100回責めても、部下は上司を嫌いになるだけです。部下も悪意があって未達な訳がありません。部下に主体的に行動して欲しいと願うならば、この会話を即辞めなければなりません。部下が上司を信頼し、主体的な行動を促すコミュニケーションの方法を学習することで、部下指導の場面においてハラスメント問題を心配することもなくなります。

管理職

部下との信頼関係を高める褒め方、叱り方、認め方

何度コーチング研修を受けても部下から信頼されない上司が実際にいます。コミュニケーション能力を磨くためには、テクニックを習得するだけでは不十分です。もっと大事なことがあります。本当に部下と信頼関係を築くために必要なことをご紹介します。このポイントが分かると、意味のない「仕方なくのあいさつ運動」が不要になります。

一般

伝えづらいことを相手に伝える技術

-勇気をもって伝える力

上司に言いにくいこと、仲間に伝えづらいこと、失敗、ミス、報告しにくいことはありませんか?
相手の性格やその場の状況、またはマイナスの情報は特に報告しづらいものです。しかし、伝えなかったことのリスク、言わなかったことで起きる職場への悪影響を避けるために、言いづらいことを相手が受け取れるように伝えるコミュニケーション術を学習します。

管理職

怒りをコントロールする技術

-指導に感情を持ち込まない大人の指導術

部下指導の際に、どうしても「怒り」の感情を相手にぶつけながら叱っていませんか?
指導すべき事実と自分の感情を分けて指導することは、実際には難しいものです。部下からパワハラ上司と呼ばれないためにも、今一度、自分の怒りの気持ちをコントロールする方法を学習し、今一度、自分の感情と向き合い、一つ上の大人の指導法を学習します。

管理職

アドラー心理学から学ぶ、
勇気をもってハラスメントをなくすコミュニケーション

-アドラーさん、職場のハラスメント問題の解決にはどんなコミュニケーションが必要ですか?

職場からハラスメントをなくす為には、私達は職場の人間関係の質の理解を深めていく為に様々なコミュニケーションスキルを学ぶことも必要です。 本講座ではアドラー心理学の代表的な、相互尊敬、相互信頼による"勇気づけ"と"共同体感覚"を学びながら、ハラスメント問題を考察することで自分自身の部下指導やメンバーとのコミュニケーションについて理解を深めます。

管理職

ハラスメント問題を身だしなみから考える

60代、50代のビジネスマナーとハラスメント-身だしなみ編

その昔、40年前に新入社員の頃にビジネスマナーを習った大人も、ベテランと呼ばれるにつれ、特にビジネスマナーを部下から指摘されることもありません。 身だしなみが徐々に崩れると、例えば臭いに代表される口臭、体臭、香水もほどが過ぎると完全に見えない暴力です。最近では、無自覚ハラスメントのカテゴリーに分類され、ハラスメント問題として扱う会社も実際にあります。ベテランの皆様を対象に、短時間で身だしなみの観点から、ご自身の態度、振る舞いをハラスメントの課題として取り上げご自身を総点検して参ります。

一般

ハラスメントの対応策を加害者の心理から考える

組織対応が遅れている会社で、職場の組織的弱者の立場にいる社員の対処法

職場で無自覚ハラスメントを行う管理職や役員が実際にいる場合、そう簡単には彼らを異動、解雇が出来ない会社が多いことも事実です。このような職場で若手は、我慢する意外ないのでしょうか?経営者の無責任体質の現れであり、若手のため息が多くの会社から聞こえてきます。 残念ですが、無自覚に、意図的にハラスメントを行う上司に対してつける薬はありません。 周囲から見放されたハラスメントを行う上司を、心理的な側面から考察します。彼らにも弱みがあり、部下側も決して怯えている必要は全くないのです。職場で彼らをやり過ごす上手な方法を学びます。(例示:「強気な態度の上司は弱みを隠すため」 「知ったかぶり上司は自分を認めて欲しい」他)

ハラスメント問題の奥に潜むメカニズムを科学する

一般
管理職

大人の成熟度

-なぜ、あの人はハラスメントをするのか?

偉そうな態度や乱暴な言葉遣いで部下を悩ませていることに気付かない50代、60代、70代。
でも、よーく見ると背中にランドセルを背負っている精神的に幼い上司、自分勝手で相手が不快に思ってもおかまいなしな上司、あなたの会社にいませんか? ハラスメントをする人を考えるときに、年齢は無関係です。人間としてどの程度成熟しているか、相手の精神年齢や心の幼さを見ることが大切です。年齢やポストは無関係です。

一般
管理職

パワハラをする人の心理学

-なぜ、あなたはそんなに部下をいじめたいのか?

職場のハラスメント問題を、行動心理学、犯罪心理学の観点からメカニズムを解説し、ハラスメントの奥にひそむものを学びます。

一般
管理職

大学職員、教授特化型ハラスメント研修

学校(小学校、中学校、高校)、大学職員、教授対象

民間企業で行われているハラスメント対策と問題への対応方法と、ハラスメントリスクを理解し、メンタルヘルスの学習を行います。モンスターペアレンツの問題から、クレーム対応のご要望にも対応します。

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